CSG工法関連試験
配合試験は示方配合を決定する目的で行なうものであり,適切な手順で実施する。
使用材料とセメントを2回に分けて交互 にミキサーへ投入する。
練り混ぜ時間は材料の種類及び混合量に応じて適時設定するが、目安として1分程度とする。
水の投入・空練りが終わると、直ちに水をミキサーへ投入する。
水を投入した後、材料が十分混合するまで練り混ぜを行なう。練り混ぜ時間は材料の種類及び混合量に応じて適時設定するが、目安として3分程度とする。
練り混ぜ完了後、バットへすみやかに排出し、材料の温度を測定する。このとき同時に気温も測定しておく。最大礫径を40mm以上とした場合は、排出後40mmふるいで40mm以上の礫をカットする。
供試体の寸法は、JIS A 1132より直径が最大骨材寸法の3.0倍以上、かつ、10cm 以上で、直径の2倍の高さをもつ円柱形と し、最大骨材の寸法から使用するモールドを決定する。モールドの大きさは、INSEM材の場合φ150mm(もしくはφ125mm)、L.U.C.材の場合φ125mmを標準とする。